カザフスタン共和国

カザフスタンは中央アジアに位置する内陸国で、広大な草原と山岳地帯が広がる国です。旧ソビエト連邦から独立した後、急速な経済発展を遂げています。

カザフスタン共和国の基本情報

  • 首都: 首都 アスタナ(旧名ヌルスルタン)
  • 面積:面積 約2,724,900平方キロメートル
  • 人口:人口 約1,900万人(2021年時点)
  • 言語:公用語はカザフ語とロシア語
  • 通貨:通貨 カザフスタン・テンゲ(KZT)
  • 歴史:カザフスタンの歴史は遊牧民の文化に根ざしており、古代から続く豊かな伝統を持っています。近代においては、ソビエト連邦の一部として統治され、1991年のソ連崩壊後に独立しました。独立後は市場経済を導入し、天然資源の豊富さを背景に経済成長を遂げています。
  • 自然:カザフスタンの地形は多様で、広大なステップ(草原)、山岳地帯、砂漠、湖などが広がっています。特に天山山脈やアルタイ山脈が有名で、アラル海やカスピ海にも接しています。
  • 文化:カザフスタンの文化は多様で、遊牧民の伝統とソビエト時代の影響が融合しています。音楽、舞踊、詩、工芸など多岐にわたる伝統文化が受け継がれており、特にカザフの民族楽器であるドンブラの演奏が知られています。また、カザフスタン料理も多様で、馬肉や羊肉を使った料理が一般的です。

カザフスタン共和国の世界遺産

世界遺産数:文化遺産:3 自然遺産:2 複合遺産:0

ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟
■文化遺産 / 2003年
ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟は、2003年にユネスコの世界遺産に登録されました。この廟は、12世紀に活躍したイスラム教の神秘主義者ホージャ・アフマド・ヤサヴィーのために建てられました。14世紀末にティムールによって現在の建物が建設されましたが、未完成のまま残されています。

タムガリの考古的景観にある岩絵群
■文化遺産 / 2004年
タムガリの考古的景観には、約5,000点を超える岩絵が描かれています。これらの岩絵は、新石器時代から鉄器時代にかけての人々の生活や信仰を描いたもので、非常に貴重な文化遺産とされています。

サルヤルカ-カザフスタン北部のステップと湖沼群
■自然遺産 / 2008年
サルヤルカは、コルガルジン国立自然保護区とナウルズム国立自然保護区の2つの保護区で構成されています。この地域は中央アジアの手つかずの自然が残る場所で、2008年にユネスコの世界遺産に登録されました。広大な草原と湿地帯が渡り鳥の中継地となっており、多くの絶滅危惧種が生息しています。

シルクロード:長安?天山回廊の交易路網
■文化遺産 / 2014年
シルクロードは、古代から中世にかけて東アジアと中央アジア、中東、ヨーロッパを結ぶ重要な交易路でした。このルートは、長安(中国)から天山山脈を越えてカザフスタンに至る部分が含まれています。この地域は、文化的・経済的な交流の中心地として機能しました。

西天山
■自然遺産 / 2016年
西天山は、世界最大の山脈である天山山脈の西部に位置する自然遺産です。この地域は、多様な生態系が存在し、多くの固有種や希少種が生息しています。2016年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。

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